3.1.1.準備

では実際にGrailsアプリケーションを作成していきましょう。 アプリケーション名はmytodoとします。

[koji:IdeaProjects]$ grails create-app mytodo
Resolving dependencies..
| Application created at /home/koji/IdeaProjects/mytodo
[koji:IdeaProjects]$ cd mytodo 
[koji:mytodo]$ 

アプリケーションが作成できたのでgrailsコマンドを使ってインタラクティブモードに入ります。

[koji:mytodo]$ grails

以降の作業は、特に明示しない限り全てこのインタラクティブモードでの作業になります。

それでは、コントローラを作成します。コントローラ名はindexです。 以下のコマンドを実行してコントローラを作成します。

grails> create-controller index

すると、以下の2つのファイルが作成されます。

grails-app/controllers/mytodo/IndexController.groovy
src/test/groovy/mytodo/IndexControllerSpec.groovy

最初のファイルが実際のコントローラで、次のファイルがそのテスト用のファイルになります。
テストについてはチュートリアルの最後で別途説明します。
では、次にテンプレート(View)を作成します。
コチラは作成用のコマンドは用意されていないので、普通にテキストファイルとして作成します。
以下のファイルを作成してください。
grails-app/views/index/index.gsp

ファイルの中身はとりあえず以下のようにしましょう。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>ToDo</title>
</head>
<body>
<p>Todo application</p>
</body>
</html>

コレで事前準備は完了です。 Grailsを起動しましょう。

grails> run-app

初めてGrailsを起動するときはライブラリなどがダウンロードされたりするので少し時間がかかります。

最終的に

Grails application running at http://localhost:8080 in environment: development

と表示されればOKです! ではhttp://localhost:8080にアクセスしてみましょう。

WeclomeToGrails

次に、自分で作成したControllerとViewにアクセスしてみましょう!!
URLはhttp://localhost:8080/index/index

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これで基本的な準備は完了しました!